【ELECOM(TK-FDM106)】
こんにちは、当サイトにお越しいただきありがとうございます。
「グッドみまゆり」管理者の「ゆうかわP」と申します。
日常生活の中にある、ちょっと気になるあれこれについて少しだけ深掘りして発信しています。
さて、早速ですが今回は
パソコンのキーボードの不具合についてです。
そんなに古くないし手荒に使っているわけじゃないのに
操作中にキーが戻らなかったり動きが悪くなってしまったということ
ありますよね。
キーボードは
パソコンやタブレットなどのデバイスとのやりとりに欠かせない物ですので
キーボードのキーキャップが汚れたり、ひっかかったり、外れたりすると
快適なタイピングができなくなってしまいます。
そこで、この記事では
「キーボードのキーキャップの動きが悪くなってしまう意外な原因と簡単な直し方」
をご紹介します。
この記事を読んでいただければ
あなたのキーボードの悩みを解決するヒントが見つかるかもしれません。
我が家で起こったこんな事件
パソコン操作中に1つのキーが沈んだまま戻って来ない
と思っていたら次の瞬間「パカッ」と戻る。
そんな事が癖になったキーボードがいまして
自分で修理してみたので具体的な方法をご紹介します。
状態を確認
見た目の変形は無い、粘着質の物は無い
ジュースもこぼしてない、ほこり溜まりも無く
状態は悪くないはずなのだが
キーボードのキーが引っかかって戻りにくくなっている。
しかし、ずっと沈んだまま戻らないわけではない。
そうやって見ても表向きでは判断できないのでキーキャップを外して確認してみます。
キーキャップ(キートップ)の外し方
これまでキーキャップを外してみようなんて考えたこともなかったのですが
さすがに1個のキーの不具合だけで買い替えや修理に出すなんてもったいないので
自分で何とかできる物か判断する為にも外してみようと考えました。
この【ELECOM(TK-FDM106)】は少し本体に潜り込んだ作りになっているので
指で引っ張って取るのは難しいようです。
本来ならキーキャッププラーなる専用の工具を使うことで
キズも付きにくく安全に外すことができます。
今回は何個かのキーを外すだけなのでマイナスドライバーで代用しました。
ちょっとした注意が必要ですが、外し方は簡単です。
キーキャップと本体の間にマイナスドライバーを刺して
キーキャップを軽く支持しながら外すだけです。
キーキャップを外す時の注意点とポイント
キーキャップは主にプラスチック製の物ですのでキズが付きやすく
ものによっては意外と簡単に割れてしまったりする事もありますので注意が必要です。
マイナスドライバー等で代用する場合は金属部に紙や樹脂板などをあてて保護して下さい。
また、キーキャップはわりとしっかり本体に取り付けられていますので
強い力を加えると外れた瞬間に飛んでしまい紛失や怪我の恐れがあります。
ですので、キーキャップを軽く押さえながら外すようにして下さい。
内部確認
キーキャップが外れたところで内部の確認をします。
この後の説明とあわせて良く見ていくと何が原因なのかがお分かり頂けると思います。
キーキャップを取るとこんな感じになっていました。
キーキャップ側の確認
キーキャップの裏側を確認
ぱっと見は目立った傷は無いように見えますが、良く見比べると
本体とキーキャップの接触する片側一部に摩耗箇所が見られます。
キズが付いていない物はこんな感じです。
見比べるとキズの具合がよくわかると思います。
本体側の確認
キーボードのキーの不具合でよくあるのが
この本体側にある
ラバードームという部品の劣化や破損に依るものです。
今回、中を確認してみた感じでは
ラバードームの状態は悪くないので、ここは問題無しです。
ですが、問題と思われる箇所を発見
ちょうどキャップ側で見つけた摩耗箇所と同じ場所が
こちらも同様に摩耗している事がわかります。
発生原因
中を見てみてわかった不具合の原因
この部分の摩耗に依る摩擦が原因でキーキャップの戻りが悪くなっていました。
双方に確認できるこの「偏った削れ」が何故発生したのか??
我が家では家族でMinecraft(マイクラ)をよくプレイしていて
実はそのPCゲームが原因なんじゃないかと思うんです。
ゲームに集中し過ぎてキーボドの不具合が発生した?!
使用頻度が高い特定のキーはこの4つです。
問題となったキーは
マイクラをプレイする時に「前後左右の移動に使うキー」の1つで
直接の原因はゲームに夢中になり過ぎて汗ばんだ指で
この4つのキーを「力強く押し続けていた事」と推測されます。
特定のキーを酷使していた
マイクラに限らず
キーボードを使ってプレイするPCゲームはだいたいどれも
決まったキーを酷使してしまう傾向にあります。
力が入りすぎたり、手汗の影響でほこりや汚れが付きやすかったりと
特定のキーへ悪影響を及ぼします。
キーの押し方が問題?
ここで2つめの要因で、キーの押し方にも問題がありました。
普通の大人の手で通常のタイピングをする程度なら
それほど偏った押し方になることは少ないと思いますが
今回の事例では
我が家にいる小学校低学年の子供が使っているキーボードで
起こった事ですので少し話は違ってきます。
子供が懸命に開いた小さな手で無理にキーを押すので
どうしても上からではなく斜め横からの力が強くなってしまうんです。
大人の方でも通常のタイピングではなく、ゲームで使っている場合は
同じような状況になる可能性があると思います。
掃除とメンテナンス
この場合の掃除方法を少し具体的にご紹介します。
ここでは超おすすめメンテナンスアイテムとして
「シリコンスプレー」を使って作業をして行きます。
掃除の手順
【1】削れてしまっている部分はよく見るとバリっけが出ていますので布などを使って表面に付いたバリっけや汚れを入念に拭き取ります。
※ここではけっこう細かい目の綿生地を使っています。
【2】キーの下(本体側)の接触して摩耗している箇所も同じように拭き取り、削れたカスがある場合エアダスタースプレーなどで飛ばします。
【3】綿棒に「シリコンスプレー」を適量吹き付けます。
【4】キーの削れた部分を中心に液垂れしないよう干渉する部分全体に軽く塗布して行きます。
【5】本体側も同じように塗布します。
【6】あとはキーを元の位置にしっかり押し込んで戻せば作業は終了です。
おすすめのメンテナンス用品
今回ご紹介してきたように
潤滑性が必要な部分のメンテナンス用品として超おすすめなのが
「シリコンスプレー」です。
このシリコンスプレーという潤滑剤ですが
我が家では本当に重宝していて
とにかくいろんなところで役立っています。
マウスホイールの異音消し、雨戸の滑りが悪い時、ユニットバスの扉から異音が出た時、等
とにかくいろんな場面で活躍してくれるので、とても助かってます。
うちの押し入れには必ず1本常備していて
近所の人や会社、友人等、いろんな方に必ずおススメしていて、かなり好評です。
是非とも一家に1本常備しておく事をおすすめします。 ※詳しい成分情報や、使用方法等についてはメーカー公式ページでご確認下さい。
シリコンスプレー|5-56シリーズ
まとめ
今回は、ちょっと特殊なキーボードキーの不具合について解説してきました。
問題点:
見た目では問題無いのに一部のキーの戻りが悪くなった
原因:
偏った方向から力をかけてキーを押して酷使していたので、キーボード本体とキーキャップの1部が擦れてお互いに偏摩耗していた。
対策:
きれいに掃除してから、シリコンスプレーを使ってメンテナンス
強く当たって削れていた部分をきれいに掃除して引っかかりを無くし
更にシリコンスプレーで滑りを良くしておくことで、より効果が持続します。
PCホスピタル
この記事を読んでくれた皆さんが
一刻も早く快適にキーボドを使えるようになる事を願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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