みなさんこんにちは、「グッドみまゆり」管理者の「ゆうかわP」です。
どのご家庭でも起こりうる「水まわりのトラブル」ですが
・業者を呼ぶほどの緊急性はなさそう
・この程度なら自分で何とかできるのでは？
というような時ってありませんか？
水漏れや配管のトラブルとなるとなかなか自分で対処するのは難しいですが
「蛇口レバーハンドルの動きが悪くなった」
という程度であれば、自分でもすぐに直せてしまう可能性があります。
今回は「蛇口レバーハンドルの動きが悪い」時の
簡単にできる対処法をご紹介します。
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なぜ動きが悪くなってしまうのか
まずは動きが悪くなる原因について考えてみたいと思います。
レバーハンドルの動きが悪くなる主な原因の一つとして
動く部分の摩擦が強くなったことが考えられます。
・経年劣化で徐々に動きが悪くなるという場合と
・ある日突然動きがおかしくなることがあります。
どちらの場合も
今回ポイントとしている部分は
シングルレバー カートリッジ
という内部の部品です。
多くのメーカーからいろんな種類のものが出ていますが
大体こんな感じのものが多いかと思います。
このカートリッジの頭の部分の動きが悪くなっている状況です。
経年劣化
主に樹脂でできている部品ですので
経年劣化でダメージがある場合、水漏れはしていなくても
著しい変形や摩耗などが原因で
レバーの動きが悪くなっていると考えられます。
研磨剤やクレンザーなど洗剤の洗い残しで
残留したものが固着してしまっている
というようなこともあるかもしれません。
おそらく既に水漏れが発生しているのではないかと思います。
このような場合は
カートリッジの交換、または蛇口ごと新しい物に交換することをおすすめします。
突発的な症状
何年も使い込んだわけでもないのに
急に動きが悪くなったというような場合
すぐに分解してみましたが劣化や破損は見られなかったんです。
結局、一度目は直接の原因がわからず
分解してきれいにしてから組みなおし
それなりに問題なく使えていたので安心していました。
（掃除をするだけで結構効果はありました）
それでも、また
数か月過ぎたところで動きが悪くなってしまいまして、、、
このように、あまりにも短い期間で
同じ症状が出てしまうようでは困ってしまいます。
・ハンドルの上げ下げが硬い
・「グッ、グッ、グッ」と小刻みにしか動かせない
・微妙な位置のコントロールができない
・お湯側、水側のどこでやっても同じ状態
・水漏れ無し
・全閉全開は問題無し
動きが悪くなった原因
実は原因として思い当たることがありまして
それは「蛇口周りの掃除」です。
日々のお手入れ程度の掃除は普通にするのですが
その時は大掃除的な？
いつもより気合いの入った掃除をしたんです。
普段より少し入念に掃除をしようと
ぶくぶく泡立た洗剤でゴシゴシ
そして少し熱めのお湯で洗い流す
この少し入念な洗い方に問題があるのではないかと考えました。
同時に中の部品に必要な「潤滑油」も一緒に流れてしまったり
逆に、中に流れ込んだ洗剤が残ってしまったりと
思ってもいないダメージを与えている可能性があるんです。
恐らく、そのことが原因で潤滑性能が著しく低下して
動きが悪くなってしまったんだと思います。
修理前の準備
修理と言っても、作業内容はとても簡単ですので
こういった作業が苦手な人でも
わりとすぐにできてしまうと思います。
【用意しておくもの】
◆潤滑材 / シリコーングリス
粘度が弱くすぐに流れ落ちてしまう可能性があります。
理想的なのは水回り専用のグリスなんですが
業務用だと容量が多すぎて普通の戸建ての水回り全部に使ったとしても相当余ってしまいます。
用途に合わせて適時適量使えるものを選ばれるといいと思います。
気温の変化等で噴出量が安定せず
飛び散ってしまったりする場合もあるので
今回のように狭くて細かい範囲に使うには適していないと思います。
◆グリスを塗布してならすときにあると便利 / つまようじ
◆ネジを緩める / 六角レンチ・ネジ回し等
（メーカーによって使うサイズは異なります。）
我が家のは2.5㎜の6角ネジでした
グリスは使いやすいように少量を出しておくと良いでしょう
作業方法
ここからは実際にレバーハンドルを取り外す作業の説明になります。
あまり自信がない、自分で作業をするのが心配という方は
以下のような専門の業者さんへの依頼もご検討ください。
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蛇口レバーハンドルの外し方
1.まずは水道工事の基本、水とお湯の元栓をしっかりしめます。
2.レバーハンドルの根本にある小さなゴムパッキンを
マイナスドライバー等を使って外します。
3.六角レンチを使ってレバーハンドルが抜ける程度までネジを緩めます。
4.ネジが緩んだら、レバーハンドルを上方向に引き上げて外します。
そうすると問題のシングルレバー カートリッジの頭が出てきますので
そこにグリスを塗布していきます。
カートリッジ内部への塗布はしませんので
今回はここまでしか分解しません。
塗布方法
1.カートリッジの頭の動きを確認し
摩擦の起こる部分に
つまようじ等の細いものを使って
まずは少量を塗布します。
2.次に前後に動かして硬さを確認しながら
多くつけすぎないように均等に塗布します。
あとは
外した時の逆の手順で
レバーをもとに戻せば作業は完了です。
まとめ
今回は蛇口のレバーハンドルの動きが悪くなった時の
簡単にできる対処法をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
それほど費用もかからず
どなたでも簡単にできると思いますので
一度試してみる価値はあると思います。
簡単にポイントをまとめました。
2.動きが悪いところに直接グリス（潤滑剤）をつける
3.手に負えない時は深追いをせず、早々に諦めて専門業者にお願いする
試してみて、それでも改善しないようであれば
無理をせず専門の業者さんに依頼するようにして下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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