こんにちは、当サイトにお越しいただきありがとうございます。
「グッドみまゆり」管理者の「ゆうかわP」と申します。
日常生活の中にある、ちょっと気になるあれこれについて少しだけ深掘りして発信しています。
「プリントした写真の保管(保存)方法」
実際にやってみてわかった、メリットとデメリットもあわせて
おススメの、写真の色褪せ防止方法をご紹介します。
今や写真と言えば、デジタル画像での取り扱いが主流となっていますが
家族や好きな人との想い出の写真
ペットの写真
旅行で行った時の景色
趣味の記録写真
など
「やっぱり好きな写真は、いつでも見られるところに飾っておきたい」
という方も多いのではないでしょうか。
そんな大事な写真もせっかくプリントして飾っていたのに
ほんの数カ月で色褪せてきたり
湿気で曲がってきたりと
あっという間に劣化が進んでしまいます。
そんな状態になってしまう前に
今回おすすめする、いくつかの対策をしておくことで
より長く綺麗な状態を保つことができます。
この記事でご紹介する方法は私も普段から実践していて
とても効果のある保存方法ですので是非お試し下さい。
⇒ 【必見】プリントした写真の劣化を防ぐラミネート加工・その実力を徹底検証
写真のデジタル保存
このところの、電子端末での保管はとても便利で「しまっておく」という面では
申し分ないのですが、こんなことをデメリットとしてあげてみました。
先日、10年ほど前に携帯端末以外に保存した、古い画像を見てみようと思って
パソコンで読み込んでみたところ、いくつもの画像データが壊れていて
見ることができなくなっていました。
しっかり箱に入れて、冷暗所に保管していたにも関わらず起こった出来事だったので
かなりショックでした。
当時、私がお世話になっていたエンジニアの方に聞いてみたところ
「電気の流れが無いからではないか?」と教えられました。
長期間放置していて起こる「電子抜け」という現象により
データが自然に消えてしまう事があるのをを知りました。
その事件を教訓に、デジタル画像は最低でもBlu-rayディスクに記録して
更にコピーを作成して保存しなければならない、と思い頑張っています。
プリントした写真の保存方法
写真の保存方法については、世代によってだいぶ違いがあるようですが
一般的には、「ブック型のアルバム」という形で保存されていることが多かったと思います。
これは、分厚いページに写真を貼り付けて、上から透明のシートをペタリ。
コメントを書いた紙を一緒に挟み込んだりと、レイアウトの自由度が高くて、とても便利です。
このタイプは、しっかり保存できていいのですが、重いのがちょっとしたデメリットで
押入れの中からなかなか出てこれない。なんて方も多いのではないでしょうか。
それと、もう少し軽い感じで、複数の透明ポケットに差し込むタイプのブック型アルバムもあります。
このタイプはカードケースのような感覚で、わりと気軽に、たくさんの写真が保管できるところが
いいところです。
あとは冒頭でお話ししたように、「いつでもすぐに見られるところに飾っておく」です。
フォトフレームに入れたり、コルクボードにそのまま貼り付けたり
冷蔵庫に磁石でくっつけてみたりと、飾り方はいろいろあると思います。
それ以外には、最近ではほとんど目にしなくなった「フィルム」での保管です。
昔は写真屋さんに現像に出すと一緒にネガフィルムも出してもらって
必要な時にほしい写真を焼き増ししてもらう、なんてことがよくありました。
プリントした写真を保存する上での問題点
問題点としてまず真っ先に思い浮かぶのは「劣化」ですが、何が問題なのか調べてみました。
・湿気
・ホコリ
・手垢、汗
上記の事などが写真劣化の原因と言われています。
この原因をできる限り抑えて保存できるのは、先ほど紹介した
重くて大きいアルバムでの保存が適しているそうです。
透明のフィルムが密着して閉じられることで、湿気、ホコリなどに触れにくく
ほとんどの時間を押入れの中で過ごすので、紫外線にあたる時間も少なく
長期保存に向いているとされています。
ただ、その方法だと「いつでも見られる」という条件には当てはまりません。
ポケットタイプのアルバムだと、写真が密着していない為、紫外線には当たらないまでも
空気中の水分を吸ってしまうため、保存場所の環境によっては劣化が早くなります。
写真を飾っておけるようにするための色褪せ劣化防止方法
いつでも見られるように飾っておく方法といえば、まず思い浮かぶのは「フォトフレーム」です。
ある程度ガラス面に密着してくれるので、空気中の水分やホコリの影響は受けにくく
まずまずおすすめの方法ですが、デメリットとして、紫外線対策としては効果が弱く
しかも、複数枚を飾っておきたい場合はスペース的にも問題があります。
また、裸のまま「コルクボードなどに貼り付けておく」ですが
複数の写真を貼り付けておける、以外にも飾りつけしたりコメントを貼り付けたりと
思い通りのレイアウトができてとてもおしゃれです。
しかし、写真がむき出しのせいで、劣化の度合いとしてはダントツのワースト評価です。
さて、ここからようやく本題です。
私は、わりと写真を飾っておきたいタイプなので「いつでも見られるところに飾っておきたい」
を基に「できるだけ劣化を防ぎたい」ということで考えていたら
たまたま我が家にあったラミネートの機械を見つけて閃いたんです。
「写真をラミネートしてみたらどうだろう」
それなら、フィルムで挟んで熱をあてて密着させるので、劣化防止の効果があるのでは?
・ホコリが付かない
・汚れにくい
・折れたり破れたりしにくい
そこで、次のような気になるところを調べてみました。
ラミネートする時の熱による影響
ただ、私が実践した「インジェクトプリンターで印刷した写真のラミネート」では
これまで数十枚やった中では、特に変色したことは無く、それどころか逆に色がが鮮明で
綺麗になったように感じたぐらいで、熱による悪影響は出ていないと思います。
もし自宅にラミネート機をお持ちでなくても
3000円程度の価格のものでも十分使えますので
長い目でみれば購入する価値はあると思います。
いまひとつ満足できませんでした。
紫外線の問題(UVカット)
この紫外線が最も強敵でしたが、最近ではUV(99%)カットのラミネートフィルム
という物も発売されていて、それなりの効果を発揮しています。
通常のラミネートフィルムとは価格に大きな差があって、けっこうお高めですので
飾る場所によって、通常のものと使い分けるようにするといいかもしれません。
それと、探す中ではA4サイズの物が多く、写真サイズのものは無いようなので
必要なサイズに切って使うようになります。
・UVカットラミネートフィルム=写真サイズ無し、高価
「飾る」と「保存」
「いつでも見られるところに飾っておきたい」を基本に考えると
先ほど紹介した「ラミネートフィルムを使った」方法が一番適していると思います。
・写真自体を好きな形に切ってラミネート
・好きなレイアウトでコルクボードなどに貼り付けてアレンジすることも簡単にできちゃいます。
・フォトスタンドに入れる時もUVカットのラミネートを施してから飾れば
紫外線対策もばっちりで、色褪せずに長持ちします。
重くてかさばるアルバムでの保存が大変な場合も
この「ラミネートフィルム」での保存なら少し楽になるかもしれません。
ラミネートで手作り!自分だけのアイデアフォトブック【写真の劣化を防いで綺麗に保存するコツ】
A4サイズぐらいの大き目のラミネートフィルムを使って
複数枚の写真を一度にラミネート。
できた写真シートをまとめれば手作りフォトブックが作れます。
まだ、このラミネート方式で、長期保存の実績はないので、なんとも言えませんが
UVカットのフィルムを使っていれば(紫外線、水分、ホコリ)といったものからは守られるので
それなりに長期保存が可能だと思います。
おわりに
今回は、自宅でも簡単にできる
プリントした写真の色褪せ防止方法と保存方法を
いくつか紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
最近では環境にやさしいタイプのラミネートフィルムも売られているので
これからはそれを使ってみようかと思います。
いつも見られるところに好きな写真を飾っておく
しかも色褪せにくく綺麗に長持ち。
皆さんも是非一度、写真のラミネート保存をお試しになってみて下さい。
という方は専門の写真屋さんにご依頼されてみるのも一つの方法です。
プロの仕上がりでしっかりとラミネート処理をしてくれますし
フォトブックの制作や、その写真に合った保存方法を教えてもらったりもできますので
一度ご相談してみるのもいいかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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