こんにちは、当サイトにお越しいただきありがとうございます。
「グッドみまゆり」管理者の「ゆうかわP」と申します。
日常生活の中にある、ちょっと気になるあれこれについて少しだけ深掘りして発信しています。
誰もが経験したことがあると思います。
洗濯物を部屋干しした後についてしまう、あのいや~な臭い
「生乾き臭」ってやつです。
特に、衣服に付いた匂いは、自分が不快なだけではなく
周囲への迷惑にもなり得るので気を付けなければなりません。
しかも、あの匂い、何故か消えずにぶり返すことが多いと思いませんか?
そこで、この記事では
匂いの原因を除去して、あの悪臭から解放される方法をご紹介します。
消臭除菌効果がある洗剤や柔軟剤など、特別なものは使いません。
どのご家庭でもすぐに用意できるものを使ってできる、生乾き臭を消す方法です。
洗濯の仕方や干し方によっても
ある程度の臭い発生を抑えることができますが
ここでは、我が家でいつも実践している
「発生してしまった生乾きの臭いを簡単に消せる方法」を紹介します。
この記事を最後まで読めば
お洗濯の部屋干し時のモヤモヤを解消できます。
生乾き臭の原因
「生乾き臭」この臭いの原因はズバリ雑菌です。
皮脂汚れ、ホコリなどが一度の洗濯では落ちきれず
衣服に残ったまま湿気と熱気の中で雑菌が繁殖することで臭いを発生させます。
洗濯方法の改善
まずできる事ととして雑菌をなるべく残さずに、臭いを抑える方法としては
次のような改善方法があります。
・洗濯機に合った洗濯物の量で回す
・洗剤や柔軟剤の適量を守る
・多めの水量で、すすぎの回数(時間)を増やす
・均等にしっかり風が通るように干す
これをまとめると
汚れをしっかり落として、短い時間でしっかり乾燥させる
ということが重要になります。
これで臭い発生のリスクはかなり低くなります、、が!
洗濯物の量を計り
余分にすすぎをして
均等に風が通るように干す。
理想と実態の乖離
毎日の忙しい家事の中、洗濯だけにそんな手間って、なかなかかけられませんよね
そうなるとなかなか理想通りにはいかないものです。
洗濯条件をきっちり守って洗う。とは言っても
洗剤や柔軟剤の量は洗濯物の量に合わせて
「キャップにこれくらい」という目安があるが、そこまで考えてはいない。
洗濯物の量に関しても、洗濯機の定数通りに洗濯物を投入することは難しく
実際はけっこうてきとうに投入してしまいます。
「少しなら多めでもいいかな」
「これが入ればあと1回で済む」
といった感じで、
洗濯の時間をなんとか効率よく使いたいと考えてしまいます。
干すという仕事にしても、家族全員の洗濯物を考えると容易ではありません。
それぞれの生地の厚さは違うし
取り扱いに気を使わなければならない物もある。
小さなサイズから大きなサイズまで形もいろいろあって、バランスよく干すのは大変です。
それらを全て最高の条件で干すのは非常に困難で
洗濯ピンチ、ハンガーなどを総動員してもスペースに余裕なんてありません。
結果として、仮にそれなりに洗濯の方法をしっかり守っていたとしても
洗濯の仕方や干す条件によっては
どうしても「生乾き臭」は発生してしまいます。
部屋干しする時の注意点
晴れて、湿度の少ない時なら太陽光による殺菌効果もあるので
もちろん外干しが最適です。
しかし、雨季や湿度の高い時期などは
雨だからと言って洗濯をしない訳にはいかない場合もあります。
また、花粉症対策や防犯対策などで
外干しできない、部屋干ししかしない、というご家庭も多いかと思います。
次の項目で、部屋干しするにあたっての使う洗剤や乾燥補助アイテムを使う時の問題点と
改善のヒントをご紹介します。
部屋干し用洗剤
最近では
部屋干し用の洗剤が多く売られていますが効果のほどは?
各社とも、成分や配合はそれぞれですが
除菌成分が多く入っているタイプの物が主流で、この中には漂白剤が含まれている物もあり
一般的な外干し用洗剤との主な違いとして次のような事があげられます。
「洗浄力が強く除菌成分が含まれている」
なので部屋干しに向いているということのようです。
これを聞くと、けっこう強力に臭いを防げそうに思えるのですが
実際に使って「完全には防げないなぁ」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
効果の高い物を使っていても限られた環境では
その効果を最大限に発揮すことができず
「洗濯量、すすぎ、干し方」の条件次第では雑菌が繁殖してしまうことが
避けられなのではないでしょうか。
これは、個人的に気になっていることですが
除菌成分、漂白成分の匂い??が強くて
柔軟剤を使っていてもキツイ感じが取れず
私はちょっと苦手なんです。
エアコン(除湿、暖房、冷房)
これに関しては正直、我が家ではほとんど使っていません。
理由としては、使った分の電気代に対する効果が今一つ感じられないことです。
長い時間エアコンの風にさらしていても、思ったほど乾かないのと
あの臭いもしっかり発生してきます。
扇風機、サーキュレーター
これは、風通しを良くする対策としてよく使う手段ですが
わりと手がかかります。
たくさんかかっている洗濯物に対して、均等に風を当てる為
首振り機能を使ったり、2.3台使ってみたりしますが
途中で洗濯物を入れ替えたり、回したり、裏返したり
放っておいて乾くわけでもなく、けっこうな手間がかかるわりには
大きな効果は感じられません。
風量が多く風向きの範囲が広い物なら使ってみる価値はあるかもしれません。
エアコン+扇風機+サーキュレーター
この合わせ技
これが一番効果はあるかなと思います。
ただ、電気代に対する効果が薄いのと
洗濯物の位置調整の手間や臭いの発生については思ったような改善は見られません。
壁固定のエアコンではなく、移動できる「スポットクーラー」なら
風向き、風量、除湿機能などお好みに合わせて調節できます。
洗濯物の生乾き臭は抑えられない?
これまで、一般的な臭い防止対策をしてきましたが
結果、完全に臭いを抑えることは難しいのではないかと考えます。
少なくとも我が家の洗濯条件と環境では、これ以上の対策は難しいと諦め
完全に抑えられない以上「発生してしまった臭いを消す」
という方に視点を変えました。
臭いの発生源を特定する
この、臭いの発生源を特定するのが結構な難関です。
洗濯物全てが臭くなっているわけではなく
「何かの生地のどこか特定の場所だけ」って事が多いんです。
洗濯物を干し始め、吊るしてしまうまでは
洗剤や柔軟剤の香りが強く感じられて、これから繁殖を開始するであろう雑菌達も
息をひそめている状態で悪臭は出てきません。
もしこの時点で臭いが感じられた場合
恐らくそれは、前回の洗濯や、使用していた中で汗などが乾かず
発生した雑菌の臭いだと思われます。
乾き始めて乾きが遅いところから
微妙な絶妙なタイミングで嫌な臭いが発生してきます。
臭い発生のタイミング
くさい臭いが発生してくるタイミングは
洗濯後ピンチハンガーに吊るして、乾き始めてしばらくしてからです。
湿気と共に少しずつ空気に変化がおきてきます。
だいたい五割くらい乾いたところでそれぞれの乾き方にムラが出てきます。
乾き切っていない場所の例として
・トップスの脇の部分
・ゴム部やポケット
・パンツの股部
・パーカーのフード
などは、けっこう水分が残っている状態で
他の部分より明らかに乾きが遅いところがあります。
洗濯物が乾燥してしまうまでに気付く場合もありますが
そのまま気づかず乾き切ってしてしまうこともあります。
乾きにくい部分も
先ほどの対策をしながら時間をかければ一応乾いてはくれますが
触ってみると「な~んか湿ってる気が・・・」
いつまで干してもこの感覚が取れないなんてこともあります。
ほとんどの場合
この「生地が重なって乾きにくいところに残った雑菌」が繁殖して
臭いが発生していると考えられます。
タチが悪いことに、完全に乾燥してしまうと
雑菌臭はほとんどわからなくなり
少し湿気を含むと、急に悪臭が出てくるといった具合です。
ですので
完全に乾いてから畳んでしまっておいたものなのに
なぜか
使った瞬間に臭いが出てくる
なんてこともよくあります。
生乾きの臭いを消す方法
それではいよいよ
ついてしまった生乾きの臭いを消す方法
についてご説明していきます。
これまでの私の経験では
一度発生してしまった雑菌臭は、普通に洗濯機で洗い直しただけでは取り切れず
乾燥しても臭いは消えません。
何度洗濯しても同じところが臭う
除菌タイプの洗剤を使っても同じように再発するといったことがあります。
この悪臭を基から絶つにはもっと強い殺菌力が必要ということです。
今回は、特別な薬品や特殊な方法ではなく
家庭ですぐできる「生乾き臭の消し方」ですので、本当に簡単な方法です。
それはズバリ「煮沸消毒」です。
この方法
飲食店などでは一般的だと思いますが、布巾などを煮て洗う方法です。
食品を扱うところですので、ただ煮るだけではないんだと思うんですが
除菌の効果は非常に強いと思います。
煮沸消毒と除菌では
少し違う気もしますが「菌は熱いものに弱い」
という安易な発想で試してみたところあっという間に臭いが消えたんです。
この「煮沸消毒方法」ですが、今まで、それなりにいろいろ試した中では
断トツに即効性のある消臭対策なんです。
・適した容器
煮るにしても、衣服を煮るほどの大きな寸胴鍋が一般家庭にあるわけないので
桶やタライなどに衣服を広げてから、沸かしたお湯をかけるといった方法になります。
・とにかくやけどに注意
・対象物の質によって熱湯をかけてはいけないものもある(化学繊維、ウールなど)
・色落ちしそうなものに気を付ける
・長い時間放置しない
・樹脂の容器、洗面台、バスタブ、等は耐熱温度が低く破損の恐れがあるので、ご使用は避けてください。
まとめ
この消臭対策のポイントをまとめました。
・熱いお湯をかける
・つける時間は5分~20分程度にする
・冷めないうちにお湯を切る
・しっかり脱水してから干す
必ずしも100度の沸騰したお湯でなくても効果はあるので
我が家では80度~90度(だいたいの感じ)でやっています。
ちなみに給湯器で出る最高温度の60度程度だと
対象のものによって効果にムラが出て
消臭できたりできなかったりでした。
冷めるまで放っておくと、そこからまた雑菌の繁殖が始まるので
早めに処理しないと更に悪い結果になることもあるので気を付けて下さい。
洗濯物の部屋干しなどで発生してしまった
生乾き臭の消し方について紹介して来ましたがいかがでしたでしょうか。
除菌剤や薬品を使うことなく
ほんの少しの手間でできる消臭対策です。
電気ケトルを使えば、早く沸かすことができます。
また、普通の湯沸かしポットに比べれば、お湯も注ぎやすくなります。
さいごに
今回ご紹介した方法に加えて
除菌力・抗菌力の高い洗剤や柔軟剤
除湿機能のある空気清浄機やエアコンなど
うまく併せて使うことで、その効果をさらに高めることができます。
これで、あの嫌な生乾きの臭いとオサラバできるはずです。
空調家電などは、気になる季節だけ最新のものをレンタルしてまかなう
なんて方法も「アリ」だと思います。
今回ご紹介した、煮沸殺菌はキッチン用品などで発生した
生乾き臭にも効果がありますので、是非試してみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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